キャッシングでは、返済でも、借り入れでも、銀行口座での取引の時に使う「通帳」はありません。もちろん、借入とそれに対する返済のみの取引なのでです。
しかし、キャッシングの取引というのは列記とした金銭貸借の取引で、書面を交付しないで取引が許されるはずがありません。そのため、通常の取引では 「明細書」が必ず発行されます。
キャッシング会社によって、明細書に記載される内容や表記の方法は様々です。しかし、必ず把握しておかないといけない項目はどのキャッシング会社の明細でも共通しており、 その点に関しては、利用者が最低限確認をしておかなければいけません。
とくに注意すべき項目を下に挙げていきます。
キャッシング会社では返済日は「絶対厳守」です。何があっても、金額が足りなくても、返済日さえ守っていれば正直何とかなるのがキャッシングの返済です。
キャッシングに限らず、信用関係の産業というのは、「返済日」に関しては本当にシビアです。各社とも返済日は絶対で、これを守らない人に対しては、信用というものを 全く与えません。
逆の言い方をすれば、返済日さえ守っていれば、たとえその金額が足りなくても、それほど大きなことにはならないのです。
あればあるでなぜかちょっとうれしい気分になり、あといくらお金を借りることができるか、という部分です。
利用者にとっては非常に大事なこの項目は借入の残高と連動して動いていて、借入の残高と利用可能額を足すと、 その利用者の「利用限度額」ということになります。
普通、返済日に遅れたりといったことさえなければ、利用限度額をそうそう気にする必要はありません。しかし、一度でも延滞などをしてしまうと、必ずチェックしないといけないのが この項目です。
キャッシング会社それぞれによってもちろん対応は違いますが、多くの会社では全く告知することなく利用限度額を「減額」します。いきなり減額されたことに気づいて後悔したとしても、その時にはもう手遅れです。
キャッシングを利用する人のほとんどは、明細書を保管していないと思われます。実際に、ほとんどの会社のATMの横などには、処分しやすいように シュレッダーやゴミ箱などが用意されていて、すぐ捨てることができるようになっています。
しかし、もし万が一、ということを考えると、保管しておいた方が良いでしょう。
もし、将来債務整理をしなければならなくなった場合、「債務一覧表」というものをつくらなければなりません。これは、 借金の利用開始時にさかのぼって、どんな借金をし、どのように返済したかという記録のことなのですが、これを作る際には明細は絶対的に必要になるものです。
もちろん、しっかりと記録をつけている場合はその必要はありません。
キャッシングの業界では、以前に利用者が債務整理のために取引記録の開示を申し出た際に、実際よりも債務を「水増し」した記録を渡していたことが判明しました。
キャッシングというのは、 日常的に利用すると、その都度いくら利息がかかっているかなど、いちいち計算することは不可能に近いことです。それ以前に、事前に返済額がきまっていて、「それを支払えば大丈夫」という ある意味業者任せの返済が普通です。
しかし、大手中小にかかわらず、キャッシング会社は確信的に「水増し」をすることがあるという可能性を頭の片隅においてください。
そのためにも、キャッシングの明細は 保管しておくべきです。
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